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切原
｢………だったんスよ｣
桑原
｢…真田はそういうのに疎いから、仕方ねぇよ｣
朝練が終わり、部室で、切原に事情を聞いた桑原が言った。
凛
｢いいムードだったのに…｣
真田
｢な！練習中に告白なんぞ…弛んどるっ！！！｣
怒鳴り散らす真田。
耳を塞ぐ一同。
瞳
｢ねぇ柳くん、切原くんと凛が結婚する確率は？｣
柳
｢現時点だとデータがないから分からないが、50:50と言ったところだろうな｣
真田を無視し、会話をする瞳と柳は、切原と凛について話す。
柳生
｢皆さん、授業に遅れますよ｣
一番まともな柳生。
仁王
｢ピヨッ｣
丸井
｢腹へった｣
まともなのか分からない２人。
瞳
｢柳くん、行きましょうか｣
柳
｢ああ、遅刻してしまう｣
仁王
｢俺も行くぜよ｣
丸井
｢俺も｣
４人は騒ぎを聞きながらも、部室を後に教室へ向かった。
凛
｢ΣΣ！瞳が居ない？！
授業始まる５分前？！｣
真田
｢キェェエエエ！！！｣
柳生
｢では、これにてアデュー！｣
桑原
｢あ、待て！｣
切原
｢Σ先輩たち、速いっす！｣
５分前になってから、慌てて部室から出て行く５人だった。
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