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「あのね……君も物好きだねぇ
一言いうけど 僕は君が大嫌いなの
それわかってるの?」
僕は気持ちの悪い奴の胸板を押して奴を突き飛ばした
これで気持ちも伝わったことだろうと思っていた
だいたい僕は男に好かれる性分は持ち合わせていない
全く……まぁ確かに何故か僕の回りには男の人がよくいるけど
それは断じて違う
……と思う
第一僕はホモではない
「…本当に君は飽きないよ
早く捕まえて籠の中に閉じ込めて綺麗な鳴き声を聞かせてほしいねぇ……」
僕は平然と立ち上がってくる男に心底嫌悪して
その場から姿を消した
「本当に手にいれたいモノっていうのは本当に手に入りにくい
さてこの下にある死体は早めに回収しないと……」
そう呟くと男もその場から去った
気持ちの悪い笑みを浮かべて
「次は絶対………“逃がさない”」
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