梅雨

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「次元を変えて見せればわけないんだけど……歪みが生じると最長うりさいし…直すのも…めんどくさいし…いっそ夢で見せようか…」 お兄さんはよくわからない言葉をブツブツ呟いていた そんな時、不意に背後から声がした 「坊や入りなさい」 何時ものと同じ声質 「おばあちゃん」 そして 【いつも同じ事を言うおばあちゃん】 でも僕はそれに従うしかないんだ 「お兄さん、また明日」 お兄さんの方を向くと怪訝そうな顔をして此方を見ていた 僕はお兄さんに後ろを向けておばあちゃんについていく あっお兄さんの名前…… 後ろをもう一度向くとそこにお兄さんの姿はなかった。
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