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「くぅ~、久しぶりの外は気持ちが良いね~」
現在の位置、ゲームセンター内。彼女は病院を抜け出し遊びほうけていた。
「しっかし、一人で遊んでもつまんないな。誰か呼ぼうかな~」
そう言って彼女は携帯電話を取り出した、だが電池が切れていてまったく意味がなかった。
「ゲーセンもあきたな~、少し歩くかな」
彼女はゲームセンターを後にした。
しばらく歩いていると胸のあたりに違和感が出てきた。
「んっ・・・・・・これくらいなら大丈夫かな」
彼女は胸の違和感を無視して街の中を歩き続けた。
しかし、胸の違和感は取れることはなかった。
「うっ・・・・・・まずいかな、これは本当に・・・」
彼女は耐えれず胸を両手で押さえた。しかし胸の痛みは増していった。
何も言えないくらいの胸の痛さに私の意識は少しづつ薄くなってきた。
「君大丈夫かい?」
薄くなる意識の中で知らない男の子が駆け寄って来てそんなことを言ってきた。
そこで意識が無くなった。
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