薔薇とあの人

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彼女の部屋は、あの人の大好きな薔薇で埋め尽くされていった。 真っ赤な薔薇に囲まれていると、大好きなあの人のそばにいられる気がする。 そんな感覚が堪らなかった…。 初めて感じる、心地好い感覚に、彼女は酔いしれていた。 まるで、麻薬にはまってしまったかのように。
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