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「んじゃ今からは自分の分野に分かれて練習!」
「「「はいっ!!!」」」
それぞれ自分の分野に分かれていく
「じゃ、また後で」
「良い結果を期待してるよ!」
澪は背を向けながら手をヒラヒラと振った
「よしっ!頑張ろっ!」
急いで短距離コースに向かった
「よーい!!」
パンッ!!!
声と共にピストルが鳴り、選手は走り出した
「次のチームは並んで」
私は第2レーンに並んだ
「位置について、よーい!!」
パンッ!!!
ダッ!!
私は一気に前へ出た
そして、余裕の1位で着いた
「翼速ーい!!」
「さすがだね」
「いやいや、そんなことないよ!」
「いや、そんなことあるよ」
「あ、先輩」
先輩はタイマーを持って近寄ってきた
「翼、タイム伸びたな」
「ホントですか!?」
「あぁ、前より3秒速くなってる」
「やったー!」
「これなら、これからもぐんぐん伸びていくな」
「ありがとうございます!!」
「よしっ、それじゃあ10分休憩!!」
「「はいっ!!」」
「私、顔洗ってくるね」
「「行ってら~」」
私は洗面場へと向かった
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