夏休み

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「時ちゃんだって人のこと言えないだろう。時ちゃんの場合は体育バカじゃなくて小説バカだけどなっ」 ケラケラと笑う秀樹に対し、頭に怒りマークをピキッと思い浮かべ筆箱を秀樹の頭目掛けて思いっきり投げた。 「ただの小説バカじゃない!モバゲーでカテゴリ331位ぐらいになったことだってあるんだからな」 「テケテケのこと?ありゃ題名で人気取ってるだろ。ハハハハ!」 「黙れぃ!」 時風のチョップが秀樹に直撃した。 「いってー!お前が書いてるテケテケのキャラに置き換えると俺は圭介でお前は咲妃だよ…」
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