208人が本棚に入れています
本棚に追加
「つかさー…時ちゃん」
「んだよ、気持ちわりーな」
「いつもながら酷いねぇ君は。モバゲーでよくまぁ…友達の愚痴書けるな。お前こぇーわ」
秀樹は携帯を開いて、時風の日記を見ながら言った。
「言うことは正直に言わなきゃな」
「お前は直球すぎんだよ。その友達が見るのわかってて書いたのか?お前」
時風は手をヒラヒラさせてどうでもいいように言い放った。
「もちろん。いつか絶交したかったほどの奴だしさー、とりまアイツとは性格が合わないみたい」
「お前ねぇ…」
秀樹が額に手を当てて「だめだこりゃ」という表情をする。
最初のコメントを投稿しよう!