夏休み

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「つかさー…時ちゃん」 「んだよ、気持ちわりーな」 「いつもながら酷いねぇ君は。モバゲーでよくまぁ…友達の愚痴書けるな。お前こぇーわ」 秀樹は携帯を開いて、時風の日記を見ながら言った。 「言うことは正直に言わなきゃな」 「お前は直球すぎんだよ。その友達が見るのわかってて書いたのか?お前」 時風は手をヒラヒラさせてどうでもいいように言い放った。 「もちろん。いつか絶交したかったほどの奴だしさー、とりまアイツとは性格が合わないみたい」 「お前ねぇ…」 秀樹が額に手を当てて「だめだこりゃ」という表情をする。
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