短編駄文集『とりとめのない物語』

～みずほさんの一日、登校編～

みずほの起床は、毎朝８時過ぎごろ。

どんだけ寝てんだよと言うことなかれ。不定期なバイトのおかげで、私の睡眠時刻は午前５時ごろ。

一日三時間しか寝てないのであります。

だから、個人的にはもう少し寝ていたいのですが……

旧石器母ンゲリオン
「うおらあああああああああっ！！　さっさと起きやがれこの童貞野郎がっ！！　キンタマ焼くぞこらぁっ！！」

みずほ
「ぎゃああああああああああっ！！　すいませんお母様っ！！　頭にボウリングの球を全力投球でぶん投げるのはやめっ！！　ぎゃあああ！！！」

我が家のラスボス、偉大なるお母様こと旧石器母ンゲリオンがそれを許しません。

我が母ながら奴はヤバい。マジでヤバい。

基本的にも応用的にも朝に弱いみずほさんにも容赦なんてしません。

私を起こしに来る度に、何かしらの凶器を持っています。

基本的には、トンカチ、ボウリングの球、金属バットなど、鈍器の類が多いのですが、酷い時にはチェーンソーまで持ち出して来ます。

朝起きたら目の前にチェーンソーを持ったお母様を見つけた時には、流石の私も死を覚悟しました。鍵屋くんの武器がチェーンソーなのはそのせいです。