~みずほさんの一日、登校編~

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みずほ 「お母様。みずほは少々真剣にお腹が空きました。普通の朝食を所望します」 旧石器母ンゲリオン 「500000000円」 みずほ 「流石に無いです、お母様」 旧石器母ンゲリオン 「ちっ…カップ麺でも食べれば?」 みずほ 「愛が無いです、お母様。みずほぐれますよ」 旧石器母ンゲリオン 「ちくわ食う? 母さんの食いかけ」 みずほ 「全力でいりません」 そんなやり取りをしながらも、お母様はちゃんとした朝ごはんを用意してくれます。 多分、お母様はツンデレってやつなんだと思います。みずほはそんなお母様が殺したいくらい大嫌いです。 さて、こんな事をしてる間に時間は刻々と過ぎ、なんと8時50分。 みずほ 「HAHAHA、遅刻だよマイケル」 みずほは『オーマイガッ!ハハハ!!』というアメリカンな笑いと共に、マイケルに話しかけます。 しかしマイケルはなにも答えません。 なぜならマイケルは最初からいなかったのです。 みずほ 「さて、学校に行きましょうか」 朝食を食べ終わった私は、ほふくぜんしんで学校に行く支度を開始します。 既に遅刻の時間ですが、みずほは焦りません。みずほは時間なんぞに縛られるみみっちい人間では無かったのです。 お母様は、私の遅刻については諦めているらしく、何も言って来ません。 たまに、『あいらぶわかめ』とか言ってますが、多分頭がおかしいだけだと思います。 みずほの学校の制服は、普通に学ランです。 私はパジャマを田中さんの家のベンツに向かって脱ぎ捨てて、 みずほ 「マジカルみずほ! へーんしんっ!!」 とかほざきつつ、華麗なるポーズを決めながら、学ランに着替えます。 ですが、みずほさんは、それだけでは終わりません。 ワックス一缶使って、髪をスーパーサイヤ人みたいな感じにセットして、アンパンマンのお面を被ります。 更に呪われた右目を隠す為に右目に包帯を巻き、おでこに『たぶん牛肉約560円くらい』と書いて、ようやく準備完了。 みずほは、我が愛しのお姉様の部屋へと向かいます。 効果音 『ズドバゴーン、ズドバゴーン』 ノックは二回、これがお姉様の部屋に入る前の鉄則です。
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