~みずほさんの一日、登校編~

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みずほ 「お姉様。みずほですが入っていいですか?」 最終兵器姉 「死ね」 たぶんお姉様もツンデレです。 という訳で、みずほは鞄からピッキングツールを取り出します。 一応、殆どの鍵でピッキングが出来るみずほにとって、マンションの鍵を開けるなんて造作もない事。 みずほは取り出したピッキングツールで鍵を開けると見せ掛けて、思いっきり体当たりでぶちやぶります。 みずほ 「はい開きました~。突撃隣のお姉様の部屋~♪」 最終兵器姉 「……」←なんかパソコンやってる。 みずほ 「ぐ…ぐわぁ…!! 静まれ…静まれ私のライトアーム…ッ!!」 最終兵器姉 「……」←なんかパソコンやってる。 みずほ 「くそっ…また『アレ』が来やがった…私から離れろ…っ! 死にたくなければな…!!」 最終兵器姉 「……」←なんかパソコンやってる。 みずほ 「くくくっ…この苦しみは邪気眼を持たぬ者には分からないだろう…」 最終兵器姉 「……」←なんかパソコンやってる。 みずほ 「よし、完璧。それでは、学校に行ってまいります」 最終兵器姉 「いってらっしゃい。『アレ』には気をつけるのよ」 クールなくせに、なんだかんだでノリの良いお姉様が、私は大好きです。 とりあえずみずほは、アンパンマンのお面と包帯とお化粧を落として学校に行きます。 みずほの学校はわりと遠いです。 まず、最寄の〇〇駅まで自転車で行きます。しかし、普通に自転車で行くのは疲れるので、自転車を担いで走りしてみます。
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