雪の国

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乗り込んだ電車は、あの寒さから少し守ってくれて…代わりに人混みの憂鬱さを感じることになる。 それでも外は別世界で、光るネオンと雪の粒が僕とは違う速度で次々と過ぎて行った。 座るスペースもなく吊革に掴まって身体の疲れを少しでも癒そうと努力してみる。 早く君に逢いたい…僕を知っている君に…
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