永遠

6/35
前へ
/35ページ
次へ
「仔・・?」 「ぼく・・旭のコト好きなんだ。ソレがバービィにバレちゃって」 お酒で赤くなった旭のカオが さらに真っ赤になっちゃった。 すごいラッキー。 どうせフラれるって思ってたから 旭のクチビルにちゅーできるなんて 偶然でもうれしいや・・ ぼくは改めて 旭のほうにカラダを向けて 座りなおした。 「旭・・旭を困らせたいワケじゃないんだ。コイビトになりたいとか・・そんなんじゃなくてただぼくのキモチを伝えたかっただけ」 「いや・・仔仔・・オマエ・・」 旭はなんでかアセって 自分でコップにお酒をついで 呑み始めた。 やっぱり・・ これからのコト考えたら 言わない方がよかったのかな・・ でも・・ ぼくもずっと キモチを隠したまま 旭と一緒に仕事していくのは つらかったから・・
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加