*第0章*

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いつだったかな。 私たちが初めて会ったのは。 覚えているのは、遠い遠い、あの春の日。 『愛ちゃん。  これからも仲良くしましょう  ね』 『はい!絶対、ぜぇーったいで  すよ?  ずっと仲の良い、お友達です  よ!』 小さな小指を、強く絡めて。 未来を一緒に見た、幼いあの瞬間。  
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