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「…………」
俺は、一体あんな学校でなにをやってるんだろう。
全日制の時は普通に恋愛したり、普通に勉強してたってのに……あの高校行ってからは周りの空気に馴染んでる自分が怖くて仕方がない。
はぁ……どっか県外の高校が近い地域に親が引っ越してくれれば嬉しいんだけど、そんな事絶対無理だよな。
あの学校には不良が八割を締めて、さらに可愛い女の子なんか山姥みたいで全てが残念だ。
まあ恋愛したって彼女が出来ないのが俺だし、皆無に等しいよね。
「はぁ……」
溜め息を吐きながら駅を後にして、駅内で買ったビニール傘をさして家路へと向かう。
定時制に入ってから、こんな毎日を過ごしているが、俺は後三年間あんな事を繰り返さなくてはならないのだろうか?
嫌だね。
考えが甘っちょろいけどもしあの学校がいやんなったら俺は退学してもいい覚悟だ。
おうッ!!親のすねにかじりつき飯うまニート生活を送ってやんよ。
まあ、このご時世に高校辞めたらまず自殺行為に等しいから辞めないけど。
とにかく、何か始めないと俺も柿崎みたいになっちまいそうで怖いわ。
「…………はっ?」
ボーっと、しかも上の空状態で雨水をピチャピチャと音を立て歩いてると、何か変な違和感が俺の足元を襲った。
しかも感覚がフニャって感じだからまさか犬の糞踏んだかッ!!と慌てて足元を見てみると
「…………」
女の子が、うつ伏せで倒れていた。

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