転校生

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転校生

入学式してから1ヶ月が経った。ここ、青嵐(セイラン)高校は男子が2割女子が8割の学校…男子には嬉しい学校である。中には彼氏や彼女を作っている人も多い… 今日の一時限目は転校生が来る。みんなはウキウキしていた… …1時限目… チャイムが鳴って、席に着く生徒達… 先生…入って来てっ! 扉が開く… 先生…じゃ、自己紹介! 亨…華憐亨…人とは関わらない…じゃあな… 教室が静かになった… 生徒男1…あっそう!好きにしろっ! 生徒女1…君に興味ないからっ♪ 華憐亨はイケメンではない。いたって普通な男… 零下は転校生のことを気にしていた… 1時限目が終わり、零下は亨に喋り掛けた… 零下…君ってどこから来たのっ♪ 亨…辞めよう…話す事など何もない… そう言って教室を出て行った… 聖歌…どうしたの… 零下…ちょっと気になってねっ♪ 聖歌…転校生のこと… 零下…うんっ♪ 千里…零下も男を気にする年になったんだっ♪ 零下…違うよっ♪千里の性格は変わんないなぁ♪ 千里…私が変わったら恐いでしょ♪ 零下…確かにっ♪ 聖歌…今も変わらないけどね… 千里…何か言ったかしらっ♪聖歌さぁ~ん♪ 聖歌…なっ、何でもないですっ… そうして、休憩時間が終わった… …昼休み… 零下と聖歌と千里は昼食を採るため屋上に向かった… そこには亨が寝そべっていた… 零下…何してるのっ♪ すると亨は無言で立ち去った… 千里…ほっときなさいっ♪聖歌もどう思うっ♪ 聖歌…えっ? 千里…転校生のことよっ♪ 聖歌…そうだね…1人になりたって言ってるんだから…1人にしたら… 零下…そうだねっ♪ 零下は心の中では、気になってる… 私達は昼食終え、午後の授業を受けに教室に戻った…
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