彼の家

4/8
前へ
/24ページ
次へ
「・・・僕のですけど、洋服乾くまで」 申し訳なさそうに言う彼が、 なんだかかわいくなってきてしまった。 「ありがとう、こっちこそごめんね。お言葉に甘えて、こんなところまでお邪魔しちゃって」 その時、「お風呂が沸きました」と、 音楽が流れた。 「あ、入っちゃってください。タオルとか適当に使ってもらっていいんで」 「じゃあ、ありがとう」 私はそう言うと、素直にお風呂に入ることにした。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

42人が本棚に入れています
本棚に追加