出会いは突然に

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「やっぱり、昔ながらの友だちは貴重だよね」 「お互いの恋の話、ほとんど知ってるからねぇ」 「やっぱりまなみには、年上がいいんだって」 「そう思う?」 「どう考えたって、姉さん女房タイプじゃないもん」 「だよねぇ」 おしゃべりはつきず、 まだ明るいうちから飲み始めたのに、 気がつけばもう店内には 蛍の光が流れていた。 「んじゃぁ、そろそろ帰りますか!」 「私、ちょっとお手洗い寄ってから帰るから」 「じゃあ、またね!」
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