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闇の中
無数の手に連れられて、向かった場所に
一人の男が立っていた。
「お前はこっちに来てはいけない。」
そういうと凄い力で俺を跳ね飛ばした。
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はっと目を覚ますと体中が悲鳴を上げた。
どうやら、俺は顔から足まで包帯で巻かれているようだった。
「目を覚ましましたか?
体の感じはどうですか?」
医者か、看護師だろうか。
「あ、痛いです。」
俺が正直に答えると、笑ったような声になり
「絶対安静ですよ」
と言った。
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