新人歓迎会
2/6
読書設定
目次
前へ
/
65ページ
次へ
「ぱぱぁ」 「ひか、オハヨー」 「おはょ…ぱぱぁ?」 「ん?」 「ままが、ぱぱぁ遅いって」 「ん…ごめんね。できるだけ早く帰ってくるよ」 「…」 「ひか…ごめんね」 母が幼い私をそっと抱き上げる。 「いってらしゃい」 「…ばいばぃ」 「行ってきまーす」 父は、私の頭を撫でて、ニッコリ笑ってドアを閉めた。 それが私達親子の最後の幸せな時間だとは誰も知らなかった。
/
65ページ
最初のコメントを投稿しよう!
2人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!