第二章

6/6
前へ
/96ページ
次へ
「藍(ラン)様お帰りなさい♪」 藍と呼んだ女性に飛び付く橙。 「ただいま橙。君は?」 「これからこちらでお世話になる虹です。よろしくお願いします…」 「藍だよろしく、虹。」 藍は、金色の髪をしていて、狐の耳がついている。服は…言い表しずらい服を着ていて、尻尾が九本ついている。 「藍さんは九尾ですか?」 「そうだ。それに紫様の式でもある。」 「私は藍様の式です。」 「式?」 虹は解らないようだ。 「後でゆっくり教えてあげるよ。」 藍はそう言って家へと入って行き、橙と虹もそれに続いた。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

80人が本棚に入れています
本棚に追加