第二節

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「「「「ごちそうさまでした」」」」 橙「虹さんは外の世界でどんな生活をしていたんですか?」 食事中に橙がそんなことを聞いてきた。 紫「私も聞きたいわ。」 虹「え?…その…話すと長くなりますよ。」 藍「それでもいいぞ。」 紫「話しなさい。」 虹「わかりました…」 虹「俺はある研究機関『生化学研究所』に捕えられていた。そこでは毎日人には言えないような実験が行われていました。猛毒を注射されたり、生きてる人間を解剖したり…兎に角、毎日叫び声が絶えなかった。勿論、俺自身もやられました。狭い部屋に繋がれて過ごす、そんな生活をしていました。」
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