第一節

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どの位走ったのだろうか… 足が悲鳴をあげている… だが俺は逃げなくては、もっと遠くに逃げなければ… 「ハア…ハア…空が明るくなってきたな…今何時だ…」 だがそんなことを気にしてる時間はない。 兎に角自由が欲しかった… しかし、その自由の為に何十人という人を殺してしまった… 俺には帰る場所はない…いく宛もない… 兎に角少年は走った…
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