第一節

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「そういえば、あんたさっき俺のこと外来人って言ったよな?どういう意味だ?」 「外の世界から来たんだろ?だから外来人。」 「そのまんまの意味だな…」 「兎に角、家に来いよ。ここにいたら死ぬぜ。」 「死なないから大丈夫だ。気遣いありがとな。」 そういって去ろうとする少年。 だが…二人は妖犬に囲まれていた。 「囲まれてるぜ…」 「そうだな…」 ジリジリと距離を縮めてくる妖犬。 「5匹か…」 「私が3匹であんたが2匹な。」 「もう終わったよ…」 「え?」 魔理沙が辺りを見回すと、妖犬は全て死んでいた。 「じゃあな霧雨魔理沙。またいつか会おう。」 そういって少年は去って行った。 ~~~~~~~~~~~~~~~ 「やっと森から抜けた…これからどうするか…」 切り株に座り考える少年。 「兎に角、そこら辺ぶらぶらするか…」 こうして少年Wー183の幻想郷での生活が始まったのである。
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