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「そういえば、あんたさっき俺のこと外来人って言ったよな?どういう意味だ?」
「外の世界から来たんだろ?だから外来人。」
「そのまんまの意味だな…」
「兎に角、家に来いよ。ここにいたら死ぬぜ。」
「死なないから大丈夫だ。気遣いありがとな。」
そういって去ろうとする少年。
だが…二人は妖犬に囲まれていた。
「囲まれてるぜ…」
「そうだな…」
ジリジリと距離を縮めてくる妖犬。
「5匹か…」
「私が3匹であんたが2匹な。」
「もう終わったよ…」
「え?」
魔理沙が辺りを見回すと、妖犬は全て死んでいた。
「じゃあな霧雨魔理沙。またいつか会おう。」
そういって少年は去って行った。
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「やっと森から抜けた…これからどうするか…」
切り株に座り考える少年。
「兎に角、そこら辺ぶらぶらするか…」
こうして少年Wー183の幻想郷での生活が始まったのである。
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