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俺は10時に起きた。明日高校の入学式なので、準備をしようと布団から出た。
「ん……あぁ」
軽く伸びをした。
そこで俺は自分の声に違和感がある気がした。
そこで、いつも通りこう叫んだ。
「ファイトーいっぱーつ!」
その時、俺の部屋に妹の紗耶が入ってきた。
「毎朝うるさ……あなた…誰。」
「アイアム、キムタク。」
「はぁん!」
ひぃ、怖い。妹の反応に危機感を覚えたので、鏡を見た。「えぇー!お、女になってる。ありえねぇ。あ、けど可愛い。」
「うっさいわね。まさか本当にバカ兄貴か?」
と言った。どうやら俺だと思ってくれたようだ。つか、バカ兄貴とかひどくね?うの?なんだか寂しいじゃんか。ねぇ?
愛しの妹は、早く降りてきてご飯たべな。と言い残し去って行った。
すると、どこからともなく異常にブッサイクな男の霊が現れてこう言った。
『ふん、お前が顔がいけてる癖にオクテとかムカつくから、俺がお前に罰を与えたんだよ。』
俺は、けっこうな美少女になれたのに、これは罰なのか。と疑問に思った。
『ナイスプラス思考。』
心を読みやがった…
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