115人が本棚に入れています
本棚に追加
「ねぇ…力也君…教室戻る気ある?」
「ねえな!それより茜、またパンツゴフ!」
なんか段々腹立ってきたな。
「もうちょっと手加減を…」
力也君は顔を抑えて悶えながらそう言った。
「じゃあ人のパンツ見ない、分かった?」
力也君は顔から手を退けながらあたしの質問に答えた。
「てゆうか俺悪くなくない?茜が見せるような…ごめんなさい、俺が悪かったです」
はぁ…
力也君は一体何処で道を踏み外したんだろ?
昔はあんなに可愛かったのに。
「はぁ…顔痛い…」
力也君は自分の顔を撫でながらそう呟いた。
「力也君」
「ストップ茜」
あたしが喋っている途中で力也君に遮られた。
「何?」
「俺等もう付き合ってるんだし、君付けやめよ?なんか恥ずかしいし」
最初のコメントを投稿しよう!