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「そっか」
「それより茜、ご飯出来たから食べよ」
ママはそう言うと、みそ汁とご飯をテーブルの上に並べた。
「いただきます」
ママのそれを合図に二人でご飯を食べた。
「はぁ…力也君いるかな?」
「いるんじゃない?家も引っ越してないようだし」
そうだよね…
でも私が行く高校にいなさそう…
駄目だ私!
物事はポジティブに考えよう!
「でもママ、桜ちゃんにはあったの?」
「今日一緒にでかけるの!」
桜ちゃんてゆうのは力也君のママさん。
桜ちゃんはママとは反対で可愛いらしい、ぽわぽわした人。
「じゃあ、力也君もいるよね!」
「いるだろね、そろそろ学校行かなくて大丈夫なの?」
ママがそう言っていたので、時計を見ると。
「8時!?遅刻しちゃう!」
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