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車に揺られてどのくらいだろうか、2時間は過ぎているかもしれない。
家を出るときには携帯電話を持っていたが電車の中で貴重品は預かると言われたまま、返してもらっていない。
一体何処を走っているのだろうか、それからしばらくして、僕たちの乗っている車がとまった、ドアが開き最初、電車に乗るときに居た男ともう一人いた。
着いてこいと言われて歩き出す、ここはどこだ?
さっきみたいな黒い布で隠してはいないが見る限り森のようだ、でもここが一体何処なのか全く、見当がつかない。
すると明が。
「あのぉ~?ここっていったいどこなんですかね?俺らって何するために集められたんすかね?」
するとスーツの男が
「私語は慎みなさい、今後
一切の質問は受け付けない、黙って歩け。」
異様である、感情がないかのような反応であった。
明がその言葉にこう言った「あっ。そうですかっ。すんませんでした、おぉ~怖っ」
そのまま誰一人口を開かずに、スーツの男の後をついていった、
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