ドス黒い光

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みんな納得がいかないように、その場から動こうとしなかった、なんで僕たちがこんな目に遭わないといけないのだろう、戦争が始まる前はごく普通の大学生だったのに。 6人しか集められていないという事は、なにかの繋がりがあるんだろうと謙悟は思った、明に声をかけられ、部屋に戻ろうとした時、誰かから声をかけられた、振り返ると茶パツの人だった、 「ねぇ?これどうゆうこと?ありないじゃん、あのネクラ女に聞いてもなんも言わないし、マジあたまにくるんだけど?なんか知ってるなら教えてくれない?んでアタシは佳奈、よろしく」 この人が安西 佳奈ならあのくらそうな人が土田 朋子か、とにかくここが何処なのか、何なのかもわからない、 「ごめんな、自分らも解らんのや。教えて欲しいことばっかりや。」 明がそれだけ言うと、部屋へと向かって歩きだした。 僕も頭だけ下げ、鈴香さんに「じゃぁ、明日」と声をかけ明の後を追って部屋へと向かった
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