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「…お………ろ………おい!…おい!起きろ!」
「…ん?……あぁ…どうしたんだ?てかなんで俺は廊下に…?」
俺の目の前に翔平がいる。
「急に体に衝撃が来て…
起きたときには廊下で寝てた…」
翔平は困ったように辺りを見渡す。
廊下は電気が落ちて暗く、所々に窓から差し込む太陽の光によって照らされている。
俺が立ち上がる頃には様々な部署の扉から人が覗いている。
「何が起こったのでしょうか?」
不意に俺に誰かが話しかける。
「分からん。
ちょっと待っててくれ…
下に行って聞いてくる。」
俺は心配そうに見つめる人々に向かって心配しないように話し、翔平と一緒に下へ向かう。
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