プロローグ

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「さぁ… 始めるわよ…」 先程まで寝惚けて居た紫だが、別人のように結界を視(見)始めた 「少し綻びが有るわね…、藍 これをお願い」 紫から手渡された日傘を藍が受け取る。 「――今がチャンスね」 「本当にやるの? 止めようよ……」 紫達から数メートル程離れた茂みの中に、先程から紫達を監視する影があった。 「だいじょーぶ! 幻想郷最強の紫を倒して、あたいが最強の座を戴くわ!」 ザッ 「先手ひっしょーよ!」
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