雪か…

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雪か…

北国・北海道と言えば自然が豊富に思われがちであるが、実際にはそうでも無い、比較的に自然が残っていたのは、俺が四歳の頃に今住んでいる家に引っ越して来てから数年の事で、五年後には「通り」に近い側の草原や畑に工事が入り、数年かがりの工事によって住宅地と変わった。 もちろん未だに、それよりも数百メートル奥は住宅が建っておらず俺の家の周りには、草原や畑が残っているし、距離が離れているので住宅地に建てられた、一軒家の並びから聞こえてくる様々な雑音、騒音は届いてこないので夜は静かなものだ、だがいつまで俺の家の周囲に自然が残っているかも分からない、土地の所有者が売りに出せば、飛び付く業者は幾らでも居るだろうから… と、今は俺の自宅の周りを説明した訳だが、それとは別に、この地区全体が年々と近代化されて、自然は失われつつある、点在していた草原や畑は縮小され、または消えているのだ。
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