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100 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/07(月) 07:42:59.79 ID:5aY3/gSO
おはよう
空いている時間に少しでも書いていくよ
意外に書くって時間が掛かるのね
ラブレターを書いた俺はそれをいつサトミに出すか考えていた。
だが、俺にそんな度胸があるはずも無い
相変わらず俺はサトミを目で追う。妄想でサトミと会話する
どうみても変質者です
板倉からは「いつ渡すんだよ」と責っ付かれる
俺「なんでお前はそんなに俺の為に?」
そう聞くと少し目が泳いだ後に
板倉「友達じゃねーか」
単純に面白いからですね
102 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/07(月) 07:50:06.47 ID:5aY3/gSO
俺はそれでもラブレターを渡す為にサトミが一人に成るのを伺う
が、中々一人には成らない
「これじゃ渡せないね」
俺は自分でそう思い自分をごまかしていた
また「そもそも俺はそんなにサトミが好きじゃないかもね」とか言う訳の分からない言い訳を思っていた
情けない男だな
そうやって時間は過ぎていく
俺は時間は永遠にあると思っていた
中三の終わりまでにサトミにラブレターを渡せば良い・・・
そう思っていた
103 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/07(月) 07:56:42.33 ID:5aY3/gSO
12月に期末テストが終わった後だったと思う
朝のHRで先生がサトミを前に呼んだ
先生「えー、知っている人も居ると思うが石原が転向する。二学期を最後にお別れだ」
はい?
俺はなんか一気に頭に血が昇ったのを覚えている
後、何故か少しホッとしていた
ただ大半の思いはショックだった
サトミは前で全員を見ながら挨拶をしている
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