偶然 【高校編】

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128 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/08(火) 16:10:50.81 ID:9xNlBgSO 高二に成った俺。 少しだけ大人になり、ちょっとづつ現実が見えて来た。 だが、やはり妄想はするし、格好を付ける所は変わって無かったと思う。相変わらず板倉とは一緒で、何故か森君も加わり三人でずっと過ごしていた。 毎日三人で誰も来ない学校の別棟で弁当を食べて昼寝をしたりして過ごす。 誰も来ない事を良い事に俺らは私物を持ち込み、いつの間にかその場所は俺らの別荘の様に成っていた。 板倉が持って来たカセットコンロですき焼きをした事もあった。 流石にその時は先生に見つかり、こっぴどく叱られた。 129 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/08(火) 16:13:24.99 ID:9xNlBgSO 学校の外では、森君の家で漫画を読んだり、近くの山に秘密基地を作ってダラダラ過ごしたりしていた。 だが、この秘密基地が夏の蚊のせいで閉鎖に成ってからは、専ら森君の家で過ごした。 森君は俺ら二人が家で寝ていても一人いち早くハマったインターネットについて語っていた。 ちなみに森君は板倉に毒されてエロに物凄い執着を見せる様になっていた。 彼はデジカメを駆使して街で女の子の写真を撮る事に何やら尋常じゃ無い程の情熱を見せていた こんな感じの高校生活を送っていたんだ。 130 名前:福田 ◆vZuPaMM3aQ[] 投稿日:2009/09/08(火) 16:16:24.58 ID:9xNlBgSO 俺は同じ高校で好きな人がいなかった。 俺は中二の頃から俺の心は止まったままだったんだ・・・(笑) 毎晩の様にする妄想では、ある日偶然に再会する二人と言う妄想をヘビーローテーションで流れる。 もう完全にノイローゼですな。
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