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ノートの切れ端には可愛い文字で「ありがとう」と書いていた
俺は少し照れた。まだ厨房で女ともちゃんと話せない奴だったので何も言えなかかったんだ
サトミはまたもや「あ・・・」と呟いた。
そのまま机の下とかを見出す
どうやら芯を落としたらしい。
サトミは泣きそうな顔をし始めた
俺は笑いそうになった
8 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 12:23:37.02 ID:2bDrzic0
俺は芯ケースから芯を三本取り出して、サトミに渡した
サトミはパアっと顔を綻ばせて、その芯を受け取る。
そして、慌てた様に筆箱から消しゴムを取り出して、それをいきなり真っ二つ。
半分を俺に渡して「ありがとう、こんなのしか無いけど・・・」
お礼に消しゴムの半分を貰った
意味は分からんかったが俺は少し萌えた
9 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 12:26:49.99 ID:2bDrzic0
それが出会いだったんだが、そこから俺の昔話まで少し時間が空く
そこからは接点が全く無かった。
俺もサトミに対して何の気持ちも無かったし、特に意識もしなかった
一年後、俺が中二に成った時、サトミとは再び同じクラスになった
そして、最初のHRの時に何故か俺は学級委員長に選ばれた
ここから本題の昔話なんだけどさ
誰も見てないかな?
11 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 12:28:34.08 ID:2bDrzic0
まあ、良いや
俺が委員長に選ばれたのは、特に俺が優秀だからじゃ無い
誰も成る奴がいなくて、たまたまくじ引きで選ばれただけ
そして、副委員長に選ばれたのが・・・サトミだった
12 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2009/09/06(日) 12:30:39.46 ID:2bDrzic0
>>10
ありがとう
遅いけど勘弁してくれ
最初の委員会があって俺とサトミがそれに参加した
そしたら、「クラスの目標を委員二人で話し合って次回に提出」そう言われた
俺とサトミは放課後に教室に残って二人で会議をした
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