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雀「…仕事? ならここを訪ねるのは間違いだったな ここは人が困ってるのを助ける…いわゆる何でも屋だ 金を出せば依頼は受ける」 太「…店主は?」 雀「店主は私だが?」 太「え…雀さんが? 冗談ですよね?」 太地は目を見開く。 雀「冗談だと思うなら今すぐUターンして帰れ 見かけで判断する奴が一番嫌いだ」 雀は手をシッシッと振る。 太「…信用していいんですか?」 雀「さぁな あんた次第だ」 太地は考え込んだ。 雀の瞳は嘘を言ってない。 何故だか信用出来るような気がした。 太「…分かりました 信用します」 雀「…なら話くらい聞いてやる」 雀はそう言って、太地を居間に通した。
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