序章 目覚まし時計
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総暦2015年4月10日。この日はとある学園の始業式の日だ。 とある寮の一室。部屋の静寂を拒絶するかの様に目覚まし時計のベルが鳴り響いた。 「……んっ?…もうそんな時間なのか。」布団から手を伸ばし、目覚まし時計の頭に着いているボタンを押して黙らせる。 「さて…と。」少年は学園へ向かう用意を済ませると自室の部屋の扉を開き、学園へと歩き出した。
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