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安西はボールと一緒に飛んだまま右足でシュートを打とうとする
宏和「くらえや!!」
茂「させるか!!」
里中はクリアーしようと右足を振る
互いに接触し倒れ込む
宏和「どこや?」
茂「ボールは……!?」
ボールは正邦ゴールのラインを越えていた
宏和「シャア!!」
茂「…くっ!」
珍しく安西がガッツポーズしながら吠えていた
「「ナイスガッツだ宏」」
俺達は安西に飛び付き喜びを分かち合う
ピッピ~
前半が終わるホイッスルが鳴った
現在 1―1
両者、譲らない闘いをしていた
見ている観客全員が決戦らしい試合を見れて興奮していた
両イレブンは控え室に戻る
翔(なんとか同点…後半逆転してやる!)
恵介(やるじゃねぇか!だが後半もっと決めてやるぜ!)
控え室に戻る時…
翔(なんだ…足が重い?なんだこの感じ!?)
聖也「どうした?」
翔「何でもねぇよ!」
不思議な感覚を持ちながら控え室に戻る
その光景を見逃さなかった男がいた
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