~No.19~

10/12
前へ
/358ページ
次へ
今日はお互いなんか話せないでいた 翔(会話がない…何か…そうだ先ずは!) 翔「あの、み…」 唯「翔君ちょっと良いかな?」 深刻な表情をしていた 俺は不思議に思いながらも三倉さんの話を公園で聞くことにした 翔(まさか…進藤さんとの関係のことを!?) 唯(言わないといけない!この想いを――) 決意を決めた三倉さんは俺の目をまっすぐ見ていた 唯「翔君私ね…」 翔「………」 唯「私…翔君が好きです…」 翔「えっ!?」 俺は思いがけない言葉に驚きを隠せずにいた 進藤ではないのかと疑っていたから… 唯「直球過ぎたね…でもこれが本当の気持ちなの!私は成沢翔が好き!」 翔「三倉さん…」 本当の気持ちをブツける… それを相手に言うのはとても勇気がいることだ 唯「翔君…!?」 自分でも何故この行動を取ったのか… 俺は三倉さんを抱きしめていた そして俺も想いを告げる これは会った時から思っていることである――
/358ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4113人が本棚に入れています
本棚に追加