~No.19~

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翔「行かないんですか?」 唯「うん!野山さんが働いている会社に誘われたの!」 ということは…記者? 俺は三倉が記者を目指していることを知らずにいた 翔「でもどうやって…」 唯「これを見せたらそこの社長が誉めていたみたいで!」 三倉から何冊もあるノートの1部を借り見た そこには羽瀬高サッカー部の記事や選手の特徴がぎっしり書かれていた 翔「凄い…」 唯「会社に入ったら野山さんの助手として働くの!」 翔「もう社会人ですね!」 どんどん夢の階段を歩み始める三倉を俺は羨ましく思った ある決意を言う―― 翔「唯さん!」 唯「なぁに?」 翔「俺、卒業したらリヴァプール…イギリスに行きます!それまであの監督が俺を待ってくれるとは思わないけど…!?」 すると手を握り俺の目を見て… 唯「応援するよ!そしていつかだよ…私が翔君を取材するからね!」 翔「その時は宜しくお願いします!」 俺達は互いに夢を話した 実現してやる―――
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