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暖かな日が少しずつ暑くなってきた頃。
タンポポの黄色い花がじょじょに萎れていった…。
「タンポポ…大丈夫?」
ぐったりとしたタンポポにぼくはそっと声かけた。
「大丈夫だよ。ただもう花が終わるだけだから…。」
タンポポはそういってぼくをみあげた。
「花はいつか種をつけまた花を咲かせるもの萎れていくことはしかたがないわ…でも…。」
タンポポは悲しげぼくを見上げる。
悲しそうにするタンポポ…。
ぼくは、この時どうしてなのかわかりませんでした…。
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