☆黄色い優しい夢☆

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 それらというものタンポポとぼくはよく話しをするようになった。 「君はとても大きいね。」 タンポポはぼくを見上げていった。 「大きくてもいいことなんてないよ。」 ぼくは小さな小さなタンポポのほうを向いた 「いいことよ。だって太陽に近くなるんだもの。」 「ワタシはね…いつか太陽とお話してみたいの。」 タンポポは太陽や空にあこがれていた。 他の花たちとは違く自分の花の自慢をタンポポはしない… かわりによく夢を語った。 小さな小さなタンポポは大きな大きなぼくをうらやましそうに見上げる。 だけどぼくは黄色い花を咲かせたタンポポがうらやましかった。 ・image=343255303.jpg
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