ダメージ

事件１

平成２１年１２月５日

今日もテキトーに授業が進められた。

私はただボーっと前の席の子の髪の毛を眺めたり、窓の外の鳥を目でおったりしていた。

この日の授業が終わり帰りの先生の話をしている時のことだ。

突然放送が入り、生活指導の先生の声が流れ始める。

先生「え～…各教室、先生方のお話の途中だと思いますが私に少し時間をください」

この先生は普段はやさしくて面白い先生なのだが怒るととてつもなく恐いのでアナウンスで声が流れるとみんな固まってしまう。

みんながしんと静まった時タイミングを見計らったかのように先生が話しだした。