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「なぁなぁ…なぁってば」
俺、相原陽(アイハラヨウ)は只今もの凄く混乱中。
何故って?
それは勿論…悠がいつもみたいに相手してくれない…からだ。
いつもだったら、俺の顔を見るとまるで子犬のように嬉しそうにしっぽをふるんだ。
いや、本当はしっぽなんて無いけど…俺には見えるのさ。
“愛”の力でな!!
よし…ONE MORE チャレンジ!!
「なぁ悠!!あの…さ…ぇと…」
相も変わらず俺を総無視の悠。
俺の勢いも最後にはしゅんとなっていく。
そんな俺をやっぱり総無視な悠は俺に背を向け机に向かってカリカリと宿題を進める。
俺…心折れそ…
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