君に贈るBL短編集

来世って信じます？

そうして月日が経ち街の死刑場に転がる猫の首をある日少年が見つけます。

少年は静かにその猫を抱きしめ火を付けました。
灰になった猫は今度こそ永遠に鳴くことはありませんでした。

その猫はその少年が

｢愛してる、ありがとう。｣

そう最後に呟いたのを見ることは出来たのでしょうか？

真実は定かではありません。

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