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溢れる想いを何と名付けよう。
もはや、好きだとか愛しているとかそんな次元はとっくに超えている。
そんな綺麗なもんでもない…
何処までも果てしなく底の見えない欲求。
顔をあげ彼の額、頬に瞼に唇を当てる。
それはまるでマーキングみたいだと自嘲しながら何度も何度も確かめるように触れた。
ー愛おしい存在。
誰になんと言われようと離してなんかやるものか。
最後に唇にソレを当ててそのまま動かした。
「来世でもずっと俺のもの」
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