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ラーガ「か、買います」
ラーガは二人の説得に折れ、100Gを払いクワとじょうろを買った。
マナ「お買い上げありがとうございます~
それじゃ、がんばってね、ラーガ
あ、それと、畑に植える種はあたしんチで売ってるんで、お店に買いに来てね」
ダグラス「おおいに働けよ、青年!
働かざる者、食うべからずだ
わっはははっ!!」
ラーガ「あ、はい、がんばります
(……もしかして、やんわりとダマされたかなぁ
ははは……)」
ラーガは騙されてはいない、押し売りをされただけだ。
マナ「そうだ
牧場に名前をつけた方がいいよ
なんて名前にする?」
マナに言われ、ラーガは少しの間考えた。
ラーガ「……じゃあ、牧場の名前はラスタート牧場にします」
マナ「ラスタート牧場か
なんか、とがったナイフみたいな名前ね」
牧場の名前を聞くとマナはしかめっつらをした。
ラーガ「えっ?そうですか?」
マナ「そんな他人行儀な言い方しないでよ
あたしたち、もう知り合いでしょ?」
マナは微笑みながら、ラーガに尋ねた。
ラーガ「ええ」
ラーガの返事を聞き、マナは改めて挨拶をした。
マナ「これからも、よろしくね
ラーガ」
ラーガ「よろしく、マナさん」
マナ「マナでいいわよ」
ラーガ「わかった、マナ」
マナ「じゃ、がんばってね」
ダグラス「さあ、思う存分に働いてくれよ!青年!」
ラーガ「はい!」
そう別れの言葉を言って、二人は帰っていった。
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