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「 だから無理なんだよ」相変わらず穏やかな口調でヨヒトは言った。
和弥は完全に熱くなってまくしたてた。
「なんでだよ! ヒロやトシはどうしたんだよ!!
タニもヤマもケンゴも今すぐ集めろや! だれが頭はってると思ってんだ! テメーから殺すぞ!!」
暴走ぎみの和弥の横でタバコをモミ消してヨヒトが言った。
「お前はもう今言った奴らの頭じゃねーよ。今言った奴らもボクシング部の奴らも動かしてんのは全部手塚だ。」
「!!!?」
和弥が言葉を失った。
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