《一章-青空の下、慟哭-》

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《一章-青空の下、慟哭-》

 背なが爆ぜる。  それに併せて空中に展開したATフィールドを思い切り蹴飛ばす。  どん、という衝撃と共に加速した。  俺は、弾丸で良い。  敵を穿ち貫く一発の弾丸で良い。  この身を打ち崩してそうなれるのなら  俺は喜んでそうしよう。  敵も自分も感情も何もかも  総て消えて無くなれ。
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