41人が本棚に入れています
本棚に追加
一気に教室内がざわついた。それぞれ席を立ち、友人を探した。
「遼太郎!どう思う?」
俺の所にも美優と新城が歩いてきた。
「先生!どんな進路でも約束されるんですか!?」
誰かが皆を席に着かせようとしている藤本先生に聞いた。
一斉に藤本先生に視線が注がれた。
「それは……」
(新任の先生なんだ。答えられなくても仕方がない)
俺がそう思ったとき
「その質問は私が答えましょう」
次は、視線が教室の後ろに注がれた。
最初のコメントを投稿しよう!